さやけし

さやけし

SAYAKESHI

[古語]澄んで明るい。すがすがしい。Old Japanese for clear, bright, and fresh.

がんばりすぎる毎日に、古典と詩人のことばで、ひと息。

万葉集、枕草子、芭蕉、一茶、漱石、老子、禅語、セネカ。何百年も読み継がれてきたことばを、毎朝ひとつお届けします。読むのは 1 分、ひと息は 1 分。がんばるためではなく、少し肩の力を抜くために。

今日の暦: 霜降・霎時施 (こさめときどきふる) ― 小雨がときどき降るころ。次の季節「楓蔦黄」が明けるまで、あと 2 日 (候帖を見る)

今日のことば・さやけし
「わたつみの豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやけかりこそ」
―― 天智天皇『万葉集』巻一 (原文)

いまのことばで

海の上の大きな雲に、夕日がさしている。今夜の月は、澄んで明るくあってほしい。

このことばの背景

『万葉集』は奈良時代にまとめられた、現存する日本最古の歌集。「さやけし」は澄んで明るく、すがすがしいことを表す古語で、このサービスの名前の由来です。

まだ来ていない夜を、明るいものとして思い描く歌です。今日がどんな一日でも、終わりには澄んだ月が待っているかもしれない。そう思うだけで、肩の力が少し抜けます。

今日のひと息

空か窓の外を、10 秒だけ眺める。

寝る前に

今日、澄んでいると感じた瞬間はありましたか。

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